こんな悩みはありませんか?
- ワーホリ行きたいけど、お金がないから行けない!
- ワーホリの初期費用っていくらくらいかかるの?
- 海外旅行保険高すぎない?
ワーホリに一歩踏み出せない原因の一つに金銭面がありますよね。これは、エージェントに頼まず自分で手続きすることである程度は節約可能です。高額な日本の海外旅行保険もクレカ&現地保険で割安に。今回は私が初めてオーストラリアにワーホリした時の初期費用節約術を紹介します。
- Australiaワーホリ2年間(2013~2015年)
- NZワーホリ1年間(2016~2017年)
- 滞在中はジャパレスでのアルバイトを楽しむ
- ラズベリーピッキングで2ndビザ取得
- 半年ごとに都市と仕事を変えながら移動
ワーホリの初期費用
私のワーホリ時の初期費用と一般的な初期費用を比べてみました。金額が2012年のものなので①のビザ申請代は現在と価格が違いすぎて驚くかもしれません。でも、その他の費用がだいぶ安く済んでいるのが分かると思います。
- ビザ申請・・・280$(約2万)
- 航空券・・・・・・5万(片道)
- 海外旅行保険・・・20万(1年間)
- ホームステイ・・10万(1か月)
- 語学学校・・・・・5万(2週間)
- ビザ申請・・・280$(約2万)
- 航空券・・・・・・・・2万(片道)
- 海外旅行保険・・・・・6万(1年間)
- ホームステイ・・・・・0
- 語学学校・・・・・・・0
ワーホリ初期費用の中でも高額になりがちな3つをピックアップしました。あわせて私の代替え方法を載せておきます。詳しくは各章でご紹介しますので、ご覧ください。
- 海外旅行保険・・クレジットカード&現地保険
- ホームステイ・・HelpXでヘルパーとして働きファームステイ代無料
- 語学学校・・・・無料の現地Englishクラスで友達を作る
ワーホリのビザ申請代
ビザ申請代については決まった金額を収める必要があるので削りようがないです。ただ、エージェントに代行をお願いすると、さらに手数料が取られてしまうのでオススメしません。申請自体はカンタンです。英語の勉強と思って自分でやってみましょう!
オーストラリア政府
Working Holiday visa (subclass 417) (homeaffairs.gov.au)
航空券代
航空券代は工夫次第で安くなります。
- セール時期を利用する
- LCCを利用する
- 閑散期に出発
- 出発する空港を変更してみる
- 格安チケットの経由便を利用する
出発日が決まっていなくて調整可能な場合は、③の閑散期に合わせて①のセールを利用すると安く済むはず。
私は、ジェットスターのセールを利用して、【関空→ゴールドコースト空港】を片道2万弱で行きました。(廃便)
海外旅行保険代
海外旅行保険代って、高いですよね。高すぎるから加入したくない気持ちわかります。でも、絶対に加入してください!現地で何があるかわからないですから。滞在中に出会った日本人の友達で予期せぬバイク事故に巻き込まれ、入院した人がいます。海外旅行保険が使えたおかげで費用は掛からなかったそうです。私も、オーストラリアでケガをして病院に行ったことがあるので、海外旅行保険の尊さはよくわかっています。
この海外旅行保険を節約する方法は
クレジットカード付帯の海外旅行保険の補償期限が切れるころ、オーストラリアの現地保険に切り替える
海外旅行保険付帯のクレジットカードを利用する
海外旅行保険が無料付帯しているクレジットカードを持っていきましょう。
補償期間 | 90日に設定しているカード会社が多い |
補償内容 | 航空券の遅延保障や、物の破損、治療時の補償などカード会社による |
利用条件 | 自動付帯・・・持っているだけで利用可能 利用付帯・・・現地までの交通費や、到着後の移動費など旅費の一部を支払うことで利用可能 ※利用付帯の条件はカード会社によって異なる |
日本の海外旅行保険よりは補償金額や内容で劣るものの、無料付帯の割にはかなりいいです。
実際に指を深く切って出血が止まらなくなったとき、このクレカが提携している保険会社に電話をしました。近くの日本語対応の病院を調べてくれて(日本語通訳がいる病院)予約をしてくれました。病院までの交通費まで補償してくれてとっても助かりました。
私が持って行ったカードです。年会費永年無料で、海外旅行保険は利用付帯です。(2023/10/1~)
航空券代だけではなく、出発空港までの交通費の支払でも対象になるので使い勝手が◎
ムダな保険料を払いたくない人は絶対作った方がいいです。
現地保険uni careがオトク
オーストラリアへのワーホリならuni careがオススメ。補償内容はしっかりしているのに格安です。私は9か月分で6万円くらいでした。ただ、日本の海外旅行保険のように完全人任せにはできません。安い分、手続は自分でしないとですね。uni careのメリットとデメリットをまとめたので参考にしてください。
- 保険料が日本の保険の半額
- オンラインで加入&請求可能
- 日本国外から申し込める
- 無保険からの加入も可能(ペナルティーあり)
- 免責があるため全額補償ではない
- 通訳代は自己負担
- 病院手配など自分でする
- 一旦建て替える必要がある
- 請求、問い合わせはすべて英語
当時の私はそれを知らなかったので、クレジットカードの海外旅行保険が切れたら日本の海外旅行保険に入りなおすつもりでした。もちろん、どの保険会社に連絡しても即断られ・・・途方に暮れているときに、働いていたジャパレスの現地駐在員妻や、長期滞在の日本人の先輩たちから「uni care」を紹介されました。持つべきものは、日本人コミュニティー!
ニュージーランドにワーホリした時は「サザンクロス」っていう現地保険に加入してたよ。ユニケアよりさらに安かった!
uni car
海外留学保険としてニュージーランドに設立された旅行保険会社です。死亡保障が少ない分、治療補償が充実。その分、保険料は格安で、なんと日本の海外保険料の半額ほど!下記ページで旅行日程をカレンダーから選んで青い【Get Your Quote】ボタンをクリックすると、概算料金が出てくるので見てみて下さい。
一年間で1007ドルでした!安いですね↓
もし直接契約するのが不安な場合はウィングオセアニアが無料で手続き代行してくれます。日本語でユニケア保険料を確認できるページもあるので参考にしてみて下さい。
ちなみに病院へ行って保険料をクレーム(請求)するときは、病院の領収書が必要です!絶対に捨てないでください。保険料は確か1か月くらいで振り込まれた記憶があります。
ホームステイの代わりにHelpX
ホームステイしたかったけど、私は高くて断念しました。でも同等の経験はしてみたいと思っていたので、HelpXを利用しました。
HelpX is an online listing of host organic farms, farmstays, hobby farms, lifestyle blocks, homestays, ranches, lodges, backpackers hostels and even sailing boats who invite volunteer helpers to stay with them short-term in exchange for food and accommodation. HelpX is provided primarily as a cultural exchange for working holiday makers, who would like the opportunity during their travels abroad, to stay with local people and gain practical experience. In the typical arrangement, the helper works an average of 4 hours per day and receives free accommodation and meals for their efforts.
サイト:helpX HelpX
「ヘルプエックスは、外国を旅している間にローカルな人々と触れ合いたい、生きた経験をしてみたい、と思ってる人のために主に異文化交流の機会を提供しています。
だいたい1日4時間程度ホストの仕事を手伝うことによって、泊まる部屋と食事を受けることがことができます。」
これはホストの仕事を手伝う代わりにお部屋と食事を無償提供してくれるという仕組みです。労力を提供する側をヘルパーと呼び、仕事と宿泊を提供してくれる側をホストと呼びます。
ホームステイっぽくないですか?しかも無料。(労働力は必要ですが)これはおいしいと思い、受け入れてくれるホストを探してメールでやり取りしてファームステイを決めました。農業だったのでファームステイと呼んでいます。
私がワーホリをしていた2013年はまだセカンドワーキングホリデーを申請する際にペイスリップ(給料明細)は必要なありませんでした。だからヘルプエックスでヘルパーとして働いた期間も、セカンドワーキングホリデー申請のための季節労働に充てることができました。(セカンド申請のための要件を満たすホスト先で働いた場合に限る)それもあり、ヘルプエックスに登録しているホストは農村の田舎の人たちが多い印象。
都会でホームステイを楽しみたい人は、なかなかマッチングが難しいかもしれないです。ただ、レアケースで、都心部のベビーシッターの仕事を募集していることもあります。
私はこれで危険な目に合っていないので言えることなんですけど、とっても便利だと思います。でもやっぱり無料だし逆に危険な目にあう可能性もないとは限らないので、心配な方は慎重にやり取りするか、そもそもこの方法はご遠慮いただいた方がいいかもしれないです。
このHelpXを通してホストのもとにステイすることは無料ですが、このサイトのプレミア会員になるためには20€(約2500円)必要。プレミア会員になるとすべてのホストと直接やり取りが可能に。
自分が利用していたのがどっちのプランだったか記憶になくて申し訳ないのですが、登録自体は無料です。まずは無料登録して条件検索をしてみて、気になるホストを見つけたらプレミア会員になるという流れがオススメです。
その時は画期的と思っていたけど、もし今なら「働くんだからお金くださーい!!」って思っちゃいますね。
私は一日8時間は働いていたので、それだけ働けば滞在費よりも労働費のほうが上回っていたと思います。
ただ、滞在先のおじいちゃんが孫の如くかわいがってくれていたので良しとします。結局、私のオーストラリアでのホームステイ代(?)はタダです。
語学学校費用
語学学校に行くメリットって下記二つだと思っています。
- 英語力向上
- 友達を作る
ところで語学学校へ行って本当に英語力は身に付くのでしょうか?私はワーホリ前に、2か月ほどフィリピンに語学留学をしました。その時に語学力は向上しなかったので、ワーホリでも語学学校に行くつもりはありませんでした。でも、語学学校に行かなくても英語は学べます。オーストラリアではフリーイングリッシュクラスが充実しています。
フリーイングリッシュクラスで友達作り
無料の英語教室です。主には下記2か所で定期的に行われています。
- 図書館
- チャーチ
たまたま最初に住んでいたシェアハウスの近くに図書館があって、そこの掲示板にフリーイングリッシュクラスってのがあったんです。不定期に行われるもので英語を教えてもらうっていうより英語で自分の好きな本を紹介するみたいな集まりだったんですけど、そこに行ってまず友達を作りました。
仲良くなった韓国人が
シティーにもいくつか無料イングリッシュクラスがあるよ~!
といろいろオイシイ情報を紹介してくれて、さらに紹介されたフリークラスで友達を作っていきました。
他にはシェアハウスの韓国人オーナーから、チャーチでも無料イングリッシュクラスがあると教えてもらいました。
日本人にとってチャーチのイングリッシュクラスって、いくら無料とは言え何か怖くないですか?
私も最初は悩みました。意を決して試しに参加してみたところ、とても楽しかったんです。全然勧誘もナシ。チャーチ自体が地域の図書館レベルで存在しているので、たくさんあります。それぞれのチャーチで特色あるEnglishクラスを行っていました。面白かったので、日が合えばいろんなところに参加していました。
Brisbane – Your English Corner
オーストラリアのブリスベンで、私が利用していたfree English classのサイト。ほとんどの開催場所が教会です。
あとは、meetupやlanguage exchangeなど、無料のものや参加費が安いものに参加していました。そこで友達の輪を広げていきました。英語力に関しては、結局は本人のモチベーションと努力だと思っています。努力しないなら学校に通っても意味ないですからね。結局、オーストラリアでは語学学校に通ってないので費用は発生していないです。
節約しながらも同等の体験はしたい
私はホームステイも語学学校も行っていません。それでもちゃんと友達はできたし、なんとなくホームステイっぽいこともできました。その費用をケチったからと言って楽しめなかったわけではありません。
実際、ヘルプエックスでは、高い建物が何もない、アジア人なんてほとんどいない、バスも通ってない、探さなくってもカンガルーがたくさんいる超田舎で、普段しない畑仕事を経験することができました。
ホストや仲間のヘルパーと買い物に行ったり、ホストの友達のパーティーに参加したり、誕生日を祝ってもらってネイティブハッピーバースデーの歌を聞けたりと、貴重な体験ができたと思います。
夜中にコソコソ物音がすると思って起きてみたら、野生のワラビーが私のPCの充電器をかじっていた…なんてことも!
free English classではいろんな国籍の人と会話したり、簡単なおやつを作ったり、カフェでオーダーの練習をしたり、小学生がやるような簡単なゲームで盛り上がったり、タダ飯を食べにわざと夕方のレッスンに参加したり・・・
楽しかったな~
これこそプライスレスな体験ですね!!お金を出さなくても行動をすればいろんな体験はできるので、ぜひ、いろいろとチャレンジしてみて下さい。