これまでブログでブリスベンとかアーリービーチとか書いてきましたけど、それって一体オーストラリアのどこなの?行ったことないからわからないし、どんな特徴なの?って思っていませんか。
今回の記事を読んでもらうと、オーストラリアの気候や、主要都市の位置関係についてザックリつかめます!
- Australiaワーホリ2年間(2013~2015年)
- NZワーホリ1年間(2016~2017年)
- 滞在中はジャパレスでのアルバイトを楽しむ
- ラズベリーピッキングで2ndビザ取得
- 半年ごとに都市と仕事を変えながら移動
オーストラリアの基礎知識
まずはオーストラリアの基礎知識から。オーストラリアは日本と逆の南半球に位置しています。ということは気候も季節も日本と全く逆。
- 北半球
- 北に行くほど寒い
- 春…3~5月
- 夏…6~8月
- 秋…9~11月
- 冬…12~2月
- 南半球
- 南に行くほど寒い
- 春…9~11月
- 夏…12~2月
- 秋…3~5月
- 冬…6~8月
日本の冬の一番寒い時期(12~2月)は、オーストラリアでは夏真っ盛りの一番暑い時期。だからクリスマスは真夏です!ビーチではサンタのコスプレをした若者がサーフィンをしていたりします。
クリスマスホリデー
12/25は祝日です。オーストラリアではクリスマスホリデーに限らず、祝日には大きなスーパーやショッピングモールや地元のカフェなんかも閉まっていることがほとんど。(アジアンマーケットとかは結構開いていたりします。)
オーストラリアの構成
オーストラリアは6つの州と2つの特別区との全部で7つの地域に分かれています。
- クイーンズランド州
- ニューサウスウェールズ州
- ヴィクトリア州
- タスマニア州
- サウスオーストラリア州
- ウェスターンオーストラリア州
- キャンベラ首都特別区
- ノーザンテリトリー準州
まずはタスマニアから
普通オーストラリアを紹介するときには一番に紹介しないだろうと思われる地域、タスマニア。
私はどうしてもタスマニアを最初に紹介したいのです。
なぜなら、オーストラリアの大きさをイメージしやすくなるから。このタスマニアと、我らジャパニーズが誇る北の大地、北海道の面積を比べてもらうことで、いかにオーストラリアが大きいか理解してもらえるはず!
👆この上の地図上の紫色の小さい島がタスマニアです。私がワーホリしていた頃、とある友人が
タスマニアと日本の北海道って同じ大きさなんだよねー!
そんな言葉を聞いて私はびっくり仰天です。だって、地図上ではあんなに小さく見えるタスマニアが、日本で一番大きい島北海道と同等のサイズなんて信じられます?
実際には同サイズではなく北海道の8割くらいのサイズでした。
北海道の面積…83450k㎡
タスマニアの面積…68400k㎡
これでなんとなくサイズ感はつかんでいただけたでしょうか?
タスマニアはタスマンサーモン、タスマニアデビル、あと魔女の宅急便のパン屋のモチーフになったといわれるお店がロスって場所にあります!お願いしたらキキの部屋を見せてくれるらしいですよ~。
タスマニアは、かなり南部にあります。そのため、冬は雪が降る場所もあります。(めったに降らないですが)
乾燥帯で夏は軽く40℃を超えちゃいます。それでもカラッとしているから日本の夏よりマシ。寒暖差が激しくて、昼間は40℃。、夜は8℃とかありました。3月に住んでいたのですが、夜はヒーターを使っていました。(ちなみに3月にクイーンズランドのプロサーパインに住んでいた時は扇風機回していました。)
州都は北部にあるホバートです。
住みやすさ№1クイーンズランド
オーストラリア有数の観光地が密集しているのがクイーンズランド。北部のケアンズは常夏、南部のブリスベンでも冬場は10℃以下にはなりません。特にブリスベンは温暖で住みやすく、私のオススメ№1です。
- グレートバリアリーフがあるケアンズ
- サーファーズパラダイスのあるゴールドコースト
- コアラが抱っこできる!動物園(他の州はだっこできません、見るだけです!)
若者が集う街、ゴールドコーストには水族館やテーマパークもあります。
私が住んでいたアーリービーチやプロサーパイン、日帰りで行ったホワイトヘブンビーチもクイーンズランド州にあります。
温暖な気候のおかげで作物が良く育つんでしょうね、セカンドビザ取得のためのファーム労働者が集うバンダバーグとかガトンとかもこの州にあります。
クイーンズランドの夏は35℃くらいですが、湿度もあるので蒸し暑いです。ケアンズの夏は地獄だと思う。それでも、日本の夏よりはマシと私は感じましたけど…
冬は南部のブリスベンでも10℃以下にはなりません。真冬でも天気のいい日は暖かく、半袖で過ごしている現地人も。私はヒートテック着てましたけど。
州都はもちろん、ブリスベン!!
クイーンズランドのファームは夏場は暑すぎるため、朝4時から作業を開始することも!昼までに一仕事を終える感じらしいです。(バンダバーグのファームに行った友人談)
大都市を有するニューサウスウェールズ州
ニューサウスウェールズ州と言われてもピンと来ないかもしれないですね。ここがオーストラリア最大の都市シドニーを有する州です。
有名なオペレアハウスもここで見られます。昔はやった「世界一おいしい朝食」のBillsのパンケーキもシドニーが本店のはず。
夏場は40℃くらいになるけど、乾燥帯なので湿度がない分、日本の夏ほどそこまで暑く感じません。ジメジメ感なしのカラッと感です。過ごしやすいですよ。夜寝苦しいなんてことはなかったです。冬は寒いのでコートかダウンはマスト。
もちろん州都はシドニー
何でも揃い生活に不便を感じることもないであろう便利な大都市シドニーですが、実はシドニーはオーストラリアの首都ではないんですよ!
キャンベラのためのACT
キャンベラのある特別区です。ここは珍しい地域で首都特別区という扱い。そうです、ここキャンベラがオーストラリアの首都なんです!昔オーストラリアの首都を決める際に、シドニーとメルボルンが言い争いをしたそう。
うちが一番大きな年なんだから首都になるべきだ!!
バカ言ってんじゃないわよ!首都はメルボルンで決まりよ!!
とこんな風に言ったかどうかは知りませんが、”我が我が”と対立していたらしいです。
もめるくらいなら、シドニーとメルボルンの間にある都市キャンベラを首都にしようじゃないか!・・・という流れでキャンベラが首都になったらしいです。
だから、キャンベラは首都になるべきして土地整備されているため、ほかの地域とはちょっと雰囲気が違うとか違わないとか。実は私はこのキャンベラは行ったことがないのでよくわからないのですが・・・。でもこの首都抗争のお話は有名ですよ。
おしゃれシティー有するヴィクトリア
もう名前からしておしゃれじゃないですか?ヴィクトリアなんて響きが素敵。ここがカフェの町おしゃれシティーメルボルンのある州です。落書きストリートとか、街中のトラムの写真を撮っている観光客が目立ちます。
それと魔女の宅急便に出てくる駅のモチーフとなったんじゃないかと言われているのが、フリンダースストリートステーション。フリンダーズストリートステーションは、メルボルンの中心地にドドーーンと構えております。
ワイナリーも有名ですよ。
真夏は40℃くらいになりますが、この地域は乾燥帯のためそんなに熱く感じません。私の体感では、メルボルンの40℃よりも日本の35℃、ブリスベンの35℃の方がよっぽど暑くてしんどいです。湿度がない分、メルボルンの夏は日陰で過ごせます。冬場は割と寒いです。雪こそ降らないですが、日本の大阪辺りの寒さかな~?って感じ。絶対、コートかダウン持って行ってください。
ただ、クイーンズランドのように天気が安定していません。真夏以外は、雨が降ったりやんだり、天気予報も外れやすい。朝晩の気温差が20度くらいある日もフザラにあります。このクレイジーな気候がイヤで、メルボルンで長期滞在できなったです。
もちろん州都はメルボルン!
イメージはラクダ!!サウスオーストラリア
州都はアデレードです。
州都を最初に明かしているあたりから私の情報不足が露呈しているのですが・・・ここも行ったことはないんです。
州の面積としては大きいですが、アデレード自体は小さいかわいらしい街だと予想しておきます!
そういえば、ワインが有名。日本で売ってるオーストラリア産のワインの原産地見てみて下さい。おそらく「サウスオーストラリア」って書いてあるはず!
美しすぎる海に恵まれたウェスターンオーストラリア
ウェスターンオーストラリアはもう!夏は最高です!!!!
同じオーストラリアでも西岸なので、ケアンズやシドニーなどの東岸とは違った顔を見せてくれます。
パースのエメラルドグリーンの海、最高に美しいですよ!!!
この州は、衝撃的に広いです。
西オーストラリアの大きさはオーストラリアの国土の1/3もあります。
有名どころとしてはフリーマントルのマーケット、無数のクオッカに会える息をのむような美しさのロットネストアイランド、ワイナリーで有名なマーガレットリバー、ブルームのビーチというところでしょうか?ベタにピナクルズとかもありますね!!
パースの夏は暑いですが、こちらもそんなに湿度がなかったような・・・クイーンズランドと比べたらどこの夏も湿度が少なく、過ごしやすいです。
パースの冬は、天気が悪いと寒いです。天気さえよければ昼間は20℃くらいになる日も。真冬はシティーにスケートリンクができるのですが、あったかすぎてびちゃびちゃの日もありました!でも、夜は寒いです。私は、電気毛布や、ヒーターを使っていました。
北部は冬場も暑いはず!西オーストラリアは南北に長いので、かなり気候に差があります。
州都はパースです。
準州扱いのノーザンテリトリー
最後はノーザンテリトリーです。ここは完全なる州ではなく“準州”という扱い。
この地域、砂漠地帯が多いです。観光地として超有名なのは、ウルル(エアーズロック)。空港自体も小さく、赤土が印象的な地域。そこに存在感のある一枚岩、エアーズロックがお出迎えしてくれます。
“世界の中心で愛をさけぶ”である程度の年齢の日本人には知られていますよね!?
この地域、超乾燥帯なのでハエがマジでうざいほどいます!!
準州都は北部のダーウィン。
サイズ感の確認
話ついでに面白いサイトを見つけたので紹介したいと思います!!
The true size of
国のサイズ感を簡単に比べられるサイト。比べる基にしたい国を地図上で選んで、比べたい国までドラッグして重ねると大きさの比較ができます。日本とオーストラリアを比較してみました。
沖縄を加味しなければ、クイーンズランド州の東側だけで日本が埋まっちゃいますね!
二枚目は横にしてみました。クイーンズランドブリスベンから西オーストラリアのパースまで沖縄を加味したとしても足りないくらいの幅があります。実際ブリスベンとパースは、時差が2時間。
こんな風に見てみると、東西南北にオーストラリアは大きいですね。
オーストラリアの面積=769万2,024㎢(日本の約20倍)
総人口=25,769,147人(2021.4.24現在)
Population clock (abs.gov.au)※日本の人口=125,410,000人(2021.4月現在)
(総務省統計局)
まとめ
オーストラリアのサイズ感と位置関係について、ごく簡単に書いてみました。オーストラリアの壮大な大きさについては理解していただけたかと思います。これだけ大きいので気候や風土も州によって、かなり違います。また、クイーンズランドや西オーストラリアのように大きい州では、州内でも気候や風土が違うことも。
私の願いはその違いをたくさんの人に実際に現地に足を運んでもらって感じてもらうことです。
もし、ワーホリに行かれる機会があったら、広いオーストラリアですからぜひ、色々な場所に行ってみてください。地域の違いや良さについて体験していただいて、おすすめがあればシェアしてもらえるとうれしいです。