オーストラリアでワーホリ!念願のシェアハウス|ルームメイトとの楽しい日々

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やっと定住するシェアハウスが見つかったのでバッパーで出会った人たちに見送られ荷物をまとめて移動することになりました。

この記事を書いた人
だるがり
  • Australiaワーホリ2年間(2013~2015年)
  • NZワーホリ1年間(2016~2017年)
  • 滞在中はジャパレスでのアルバイトを楽しむ
  • ラズベリーピッキングで2ndビザ取得
  • 半年ごとに都市と仕事を変えながら移動
目次

夢のマイルームでの暮らし

夢のマイルーム(ルームシェアなんで2人部屋ですが)を手に入れました!

  • シャワールームに毎度自分のシャンプーを持ち入ることなく、定位置に置いて良い
  • 上のベッドの人の寝返りの音で目が覚めることもなく
  • 綺麗なキッチンでご飯が食べられる

当たり前のことですが、結構感動しました。特に移動初日は快適すぎて。
ルームシェアで2人部屋とはいえ、バッパーの6人二段ベッド暮らしに比べると、最高に寝心地が良かったです。シングルベッドに寝られるんですから、最高ですよ!!笑

シェアハウスのメンバー構成

さて、夢のマイルーム(2人部屋)についてお話していきたいと思います。実に個性的なシェアメイトたちでした。ということで、まずは何をおいても同居することになった方々の紹介をしないといけないですね。子供を含めて7人で住んでいました。

メンバー紹介
  • 韓国人の3人家族(オーナー家族)
    • ケイ・・・ヘンテコな旦那(40代くらい)
    • オンニ・・英語全くしゃべれない妻(40代くらい)
    • コリちゃん・・かわいい1歳くらいの子供
  • 韓国人シェアメイト2人
    • レイちゃん・・NZの高校を卒業していて現地大学の修士課程をなぜか退学した変わり者
    • ムギちゃん・・到着したばかりの私のルームメイト
  • 日本人シェアメイト
    • スーちゃん・・現地の大学の修士課程に通う学生

👆上記計7人で3つの部屋をシェアしていました。

家自体は2階建てのタウンハウスです。1階はリビングとキッチンとトイレがありました。実際に寝室になるのは2階です。

お部屋の構成
  • マスタールーム・・・韓国人オーナー家族
  • 2人部屋①・・・レイちゃん+スーちゃん
  • 2人部屋②・・・むぎちゃん+私

シャワールームは2つありました。
そのうち一つはマスタールームの中にあったので、韓国人オーナー家族専用。もう一つのシャワールームを2人部屋①②に住む4人でシェアしていました。
トイレは1階と2階にひとつずつの計2つありました。

レントは週120ドル払っていました。All includeだったのでそれ以上払ったことはないです。むしろなぜかwhite riceがunlimitedでついてくるというおまけつき。最初の頃は本当に助かりました。

unlimited riceの利用の仕方

韓国製のライスクッカー(炊飯器)がキッチンに置いてあって、常にそのライスクッカーのなかに炊いたご飯が入っている状態にするというルール。

サンライスという比較的日本人でも食べられるお米がストックしてありました。最後にライスクッカーからご飯を食べた人がコメを洗わずにそのまま炊くという・・・

お米洗ってたら怒られたんですよ。無洗米なんか知らんけどバンブーじいさんの一件もあるのでオーナーの言うことを聞くことにしました。

  • all include すべて込み、水道光熱費すべて込みで週120ドルでした。
  • unlimited 無制限、このお家はお米食べ放題です。
  • white rice 白米
    白米の他にもスーパーにはブラウンライス(玄米)とかタイ米とかいろんな種類のお米が売っています。
  • rice cooker 炊飯器
    中国人、韓国人、日本人がそれぞれの国のものを持ってきている他にも買おうと思えばしょぼいヤツなら現地でも入手可能

オーナー家族について

これですよ。この人たちが変わってるんです。いや、オーナーだけじゃないな・・・正直言うと日本人以外みんな変わっていたけども、ここのオーナーのケイが本当に曲者ですよ。この旦那様、お仕事されていないのです。どうやらオーストラリアの永住権を持っていてソーシャルで生活しているようです。(生活保護みたいなもんかな?)

ソーシャルで生活している人たち結構います。日本と違って生活保護をもらっているからと言ってネガティブになったり、逆に偏見の目で見られるってことはない感じ。しかも最低限度の生活保障なんてもんじゃない、手厚い保証を受けられます。

このケイはお家の中で唯一の男性なんですが、すっごいおしゃべりなんです。
しゃべらないよりはしゃべる方が楽しいし、英語の勉強になるので最初はラッキーかなくらいに思っていました。でも、超絶つまらない話を延々として一人で笑い出したりするので、慣れてくると面倒くさかった・・・。
英語はちょっと韓国なまりがあるけど、流ちょうにしゃべるのでうまい方だと思います。

そしてこのおしゃべりオヤジは、ちょーきれい好きで掃除が大好き。おかげでお部屋もシャワールームも汚れているところを見たことないです。クリーナーの仕事でもすればいいのに!って思っていました。

おしゃべりオヤジのおせっかいエピソード

ある時、私がアレルギーのせいで鼻詰まりがひどかった時がありました。その様子を見たおしゃべりオヤジ、ケイがすかさず

おしゃべりオヤジ

オニオンはアレルギーにいいから生で食べるといいよ。

と生玉ねぎをスライスして私に食べるように言ってきたんです。親切心からではあるのですが、その玉ねぎがこの世のものとは思えないくらい辛くて涙があふれだしました。辛いから水にさらそうとすると

おしゃべりオヤジ

生のオニオンじゃないといけないから、洗わないで!

との事。善意と受け止め、半泣きで食べきりお礼だけは言っておきました。そしたら翌日、冷蔵庫の中に買っていないはずの玉ねぎとセロリが入っていました。

おしゃべりオヤジ

だるがり用に玉ねぎとセロリを用意したから。セロリも生で食べるとアレルギーにいいから!

と余計なおせっかいを・・・まあ、これも善意なんでありがたくこっそり火を通していただきました。

この変わり者のおしゃべりオヤジの奥様は、英語しゃべれないけど優しい人でしたよ。自分のことをオンニって呼ばせてる辺り韓国人っぽいなーと思いますが、その辺はご愛敬です。
実際はオンニとは程遠いアジュンマ的な年齢です。立派なおばちゃんですよ。子供は小さいけどこの変わり者ご夫婦は40代中頃くらいの年齢と推察します。

オンニ=お姉さん
アジュンマ=おばさん

韓国人なんで韓国料理を作るんですよね。
初めて見たんですけど、キムチをつけるところは感動しました。ベビーバスくらいの大きなタライにでっかい白菜となんか赤い物体をたくさん塗り付けて作り置きしていたんですが、作っている間はキッチン中に刺激臭が充満!香辛料の刺激で目が痛くなってオンニも泣きながら調理。

このタライよりも一回り小さいくらいのサイズの容器で作ってました

そんな2人の一人娘コリちゃんは、ハーフでも何でもない純韓国人。超絶韓国人顔です。笑でも小さいからかわいい!!いつも

コリちゃん

いがーいがー

って言ってました。意味は・・・忘れました・・
「これ!これ!」とかって意味だったような気がします。

私のルームメイト

2人部屋②が私たちのお部屋でです。
ついさっきオーストラリアに到着しました~!というこれまた英語苦手なんだけど、とってもポジティブで明るくてかわいらしい韓国人のムギちゃんとルームシェアすることになりました。

ムギちゃんは英語はしゃべれなかったけど、オンニと違って積極的に勉強していました。
だから一緒にfree English classに行ったり、夜寝る前に映画“ノッティングヒルの恋人“か”ラプンツェル“を見て2人で英語のシャドーイングの練習したり・・・(彼女はどういうチョイスかこの2作のDVDを持参していて、それしか見ないんです。)

で、映画見すぎてわけわからなくなったのかある時、

ムギちゃん

I don’t Know・・・


って寝言で言ってたのはかわいかったな~

シャドーイング
英語の学習法の一つで主に耳と発音の部分を強化してくれます。
流れてくる英語を聞きながらその英文を追いかけて、聞こえるとおりに速さとか強弱とかをマネて発音していきます。
この時は映画のセリフを聞きながら発音する練習をしていました。とてつもなく難しいですが、語彙力も上がるし、抑揚とかリズム感を取り込みやすくなります。

あとは、韓国語を教えてもらったこともありましたね、全然覚えられなかったけど・・・とにかく明るい、人懐こい子なんで一緒にいるときはとっても楽しかったです。

ただ、残念なことに実際に彼女と暮らしたのは最初のに1,2か月くらいでした。
ただでさえ短い期間だったんですが、彼女が仕事を始めてからは帰ってこない日が続きました。せっかくのルームシェアだったのに、シングルルームみたいになっている期間が1カ月くらい続きました。

一人で過ごせるのは楽で快適だったんですけど、ルームシェア前提で入居したお部屋なんで一人はやっぱり寂しいですよね・・・

私のシェアメイト

2人部屋①に住む韓国人レイちゃんと日本人スーちゃんはもともと同じオーストラリアの大学に通っていたようでとっても仲良しです。この家も2人で一緒に住もうってことになって引っ越してきたとの事でした。この家には1年くらい住んでるって言ってたかな?定かじゃないですが・・・

この二人はオーストラリア歴4年以上のベテランさん。
現地の大学に通っているだけあって英語ペラペラなので、わからないことがあったらヘルプを求めていました。

韓国人のレイちゃんは大学の修士課程を途中で退学したばっかりだったこともあって結構暇だったみたい。朝から晩までずーーーーっとFacebookしてました。笑
自分勝手な所が多く、もしかしたら日本人は苦手と感じるタイプかも。私は振り回されるのが結構好きなので、レイちゃんといると刺激があって楽しかったです。

突然、

レイちゃん

今日はパーティがあるからシティー行こう!!

っていわれてついていったらエージェントの説明会みたいなところで、よくある参加者に無料でプレゼント!の袋菓子をたくさんもらって喜んでいたり(パーティじゃないし・・・)そもそも私を参加させたのも自分のお菓子の取り分が増えるからという理由だと推察されます。
いい子なんですけどね、理解できない部分も多々あります。

レイちゃんの仰天エピソード

韓国の親に生活費がないと言って送金してもらったにもかかわらず、そのお金でギターを買ってしまいます。
しかも下手すぎてすぐ飽きるという・・・
これにはさすがに人格を疑いました・・・

他にも、仕事探すって書いていた履歴書には、アルバイトしたことなんてないのにカフェスタッフしてたことになっていたり・・・
👆これは結構ありがちです。

彼女を見ていて飽きるということはなかったし、話していても表情豊かでおもしろいから、少々人格を疑うような出来事があっても嫌いになることはなく、むしろ頼りにしていました。

一方日本人のスーちゃんは、研究大好きですっごい勉強熱心で真面目。自分の目標をしっかり持っていて日々努力をしていました。若いけど尊敬に値する存在でした。

ある日、スーちゃんが元気のない様子で帰宅したと思って声をかけると

スーちゃん

今日の実験が上手くいかなかった・・・(※理系なんで実験と研究を繰り返している)

という悩みで、どこまでも真面目!
レイちゃんとの違いにいつも驚いていました。全然違う二人ですがなぜか相性が良いようで、すーーーっごく仲良し!

楽しかった日々

シェアメイトはみんな20代中頃で年が近かったこともあって、夜にリビングでおしゃべりしたり、麻雀したり、一緒にご飯食べに行ったり、コアリズムしたり、レイちゃんが習ってる合気道の見学に行ったり、大学にも連れて行ってもらったし、卒業式も参加したな・・・とにかくシェアメイトとは仲良く暮らしていました。

オーナー家族もクセはあるけども気さくな方で、時々夕食タイムが重なるとオンニの作る美味しい夕飯のおすそ分けをもらったり、ゴールドコーストに車で連れて行ってもらったり、どっかの公園でバーベキューをしたりと仲良く過ごさせてもらっていました。

暮らし始めた当初は愉快なメンバーに恵まれ何の不自由もなく、充実した日々を過ごすことができていました。

この時はまさか今後あんなことになるなんて想像もしていませんでした。

この数か月後、それぞれの小さな勘違いが重なって人間関係が変化していきます。もちろん悪い方にです。その詳細はまた今度。

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