オーストラリアでワーホリ!日本出発から到着までの4日間の道のり

ワーホリ到着までの道のりのタイトル用アイキャッチ

前回はワーホリの初期費用について書きました。今回は到着までの道のりまでを振り返りたいと思います。この長い道のりも、ケチが故に起きたことですが・・・新幹線代の節約で夜行バスに乗り、宿泊代の節約で空港で夜を明かす。ワーホリっぽくていいですね!

この記事を書いた人
だるがり
  • Australiaワーホリ2年間(2013~2015年)
  • NZワーホリ1年間(2016~2017年)
  • 滞在中はジャパレスでのアルバイトを楽しむ
  • ラズベリーピッキングで2ndビザ取得
  • 半年ごとに都市と仕事を変えながら移動
目次

Whitsunday coastでファームステイを選んだ理由

私が初めてワーホリに行ったのは2013年の3月のことです。最初の滞在場所はオーストラリア第三の都市クイーンズランド州のブリスベンの田舎町、Whitsunday coast(アーリービーチ近辺って言った方がわかる人はわかるかもしれないです)ってところのどこかです。

なぜWhitsunday coastを選んだかというと、私を受け入れてくれるファームステイ先のホストがそこに住んでいたからです。そのホストを選んだ理由は、利用者のレビューの多さです。ホストはかなりの親日家らしく、料理が上手ということが決め手でした。

レビュー

このホストの作る食事はサイコーだ!!

到着するまでまさか、滞在するハウスがホストお手製のバンブー屋敷なんて予想もしてなかったし、私の部屋に扉がなく暖簾で仕切られただけのless privacy spaceなんて思いもしなかったです。

住めば都ですけどね。なにせ4日ぶりのプライベートルームだったので、到着時は疲れすぎてそんなことどうでもよかったです。
初めてのワーホリなので、できればダイレクトにこの土地に行きたいと思っていました。でも、日本からWhitsunday Proserpine airport(プロサーパイン空港)へのダイレクト便は存在しません。
日本出国前にホストにアクセス方法を確認し、一番近い大都市ブリスベンで飛行機を乗り換えることにしました。
ただ、当時日本からブリスベンへの直行便もなかったことと、たまたまジェットスターがゴールドコースト空港行きのセールをしていたのでとりあえずはゴールドコーストに向かうことにしました。
その後はその辺の人に聞きながらでなんとか到着するかなーーーっと思っていました。まずはお約束の、新幹線代をケチり自宅から大阪までは夜行バスで向かいました。関空についた時点で結構疲れ果てていました。

関空からオーストラリアのバンブー屋敷到着まで

それでは関空から最終目的地のホストお手製バンブー屋敷に到着するまでの流れを紹介します。
2013年当時の話なので今は存在しない交通手段もあるかもしれないのです。
地元を夜行バスで出発した日を1日目とカウントしています。

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関西国際空港

ゴールドコースと行きの深夜便に乗車

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ゴールドコースト空港

サーファーズパラダイスで有名な土地。ブロンドのビキニのお姉さんがバスに乗ってきて海外に到着したことを実感。ここからバス&電車でブリスベン空港に向かいます。

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ロビーナ駅

まずは、空港からバスでロビーナ駅へ。この駅からブリスベンまでは乗り換えなしで行けるはず。

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ブリスベン ローマストリートステーション

たくさん人が降りたから、つられて降りてしまった。ローマストリートステーションは、バスターミナルも併設している中継地のような駅です。

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ブリスベン空港(国内線)

ブリスベン空港は電車直結型なので便利。国内線と国際線も電車でつながっていて、国際線までたった一駅なのに5ドルくらいかかった記憶が・・・

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ブリスベン空港(国際線)

国際線はキレイで大きい!無料のシャワールームがあった!

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ブリスベン空港(国内)

早朝電車に乗って国内線に移動。ジェットスターで最終目的地へ。

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プロサーパイン空港

HelpXで見つけたホストと対面し、ファームステイ先へ。

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ファームステイ先に到着

ついに、ホストお手製のバンブー屋敷に足を踏み入れる!

関西国際空港

ジェットスターの深夜便に乗ってゴールドコースト空港へ。
楽しみであったり不安であったり…
人気のない路線のようでとても乗車人数が少なくて機内はガラガラでした。おかげで席を移動し足を延ばしてゆっくりくつろげた。この路線は後に廃線になってしまいました。あれだけ乗客が少なければそりゃあ、廃線にもなるわ。

ゴールドコースト空港

空港内のちっちゃなカフェでミートパイを購入。手のひらサイズのパイだったので、ハンバーグのように手に持って食べていました。ふと隣のテーブルを見ると、おじさんがお上品にナイフとフォークで食べているのを見て恥ずかしくなりました。
なんとなく腹ごしらえ後、ブリスベン空港へ移動開始。
まずは空港内の人にブリスベン空港への行き方を確認。
ゴールドコースト空港→バス→電車→ブリスベン空港と教えてくれ、親切にメモ用紙に乗るバスの番号を書いてくれました。

空港の案内人

空港の前から出てるバスに乗るのよ!

方向音痴の私はバス停が見当たらず狭い空港付近を1時間以上さまよう。
なぜか、空港の外に出てしまいオーストラリア初の信号機とご対面!青信号がすぐ点滅するためいつ渡ったらよいかわからず焦る。しかも信号機から急かされる音が鳴るので余計怖くて横断を躊躇!ここでもタイミングをうかがうこと10分程度。あまりの暑さに耐えきれずダッシュで渡りきることに成功。
やっとバス停を発見(正確にはバスが走っていく軌跡を見てバス停を突き当てる)し、無事乗車できホッと一息。隣のバス停から、ビキニ姿の裸足のお姉ちゃんが海水に濡れたブロンドヘヤーの先から水を滴らせながら、びちゃびちゃのサーフボードと共に乗車してきてカルチャーショックを受けました。
バスの運転手に目的地が近づいたら教えてほしいと伝えました。それを聞いていた現地のおじいちゃんが優しくサポートしてくれました。結果、無賃乗車(バス運転手認可済み)

ロビーナ駅

親切なおじいちゃん

自分もブリスベンに行くからついておいで!

バスで出会ったおじいちゃんが、切符の買い方と電車の乗り方を教えてくれました。
道中の車窓から大草原が見えてびっくり!
オーストラリア第三の都市に向かっているとは思えないほど田舎道を電車が走り抜けます。
はじめはおじいちゃんが話しかけてくれていたけど、連日の深夜便に疲れ果てまさかの電車内で寝落ち。その間おじいちゃんは下車したようで自分がどこにいるか完全に見失う。なんとなく都会っぽくなってきたので感で降りてみることにしました。(ブリスベンって聞こえた気がした)

ブリスベン ローマストリートステーション

電車降りてすぐ、近くにいた駅員さんにブリスベン空港へ行きたい旨を伝えると

駅員

なんで降りてきたの?今あなたが乗っていたのが空港行きよ!!

とびっくりされる。その後何度か電車が到着するたび、駅員さんに空港行きかどうか確認していました。きっとウザかったんでしょうね、頼りにしていたその駅員さんが失踪してしまいました。わからないから、とりあえず次に到着した電車に乗ってみることにしました。(スーツケースを持った人がたくさんいたので間違いないと思った。)

ブリスベン空港(国内線)

スーツケース軍団の様子を伺いながら空港を察知。
ブリスベン空港は国際線と国内線が離れていて電車で一駅分あることに気づきます。目的地は国内線なのでとりあえずは安心。すでに夕方だったので、宿を探すことに。空港の観光案内の人に、安いホテルに泊まりたい旨を伝えるも「ホテルはシティーに行った方がいいよ。」と・・・。
翌朝の便が朝早いことと、方向音痴である私は空港を離れることを恐れ、空港のベンチに宿泊することを決めました。それを見た観光案内の人に

観光案内人

ここには泊まれないわよ!!

と追い出される。

ブリスベン空港(国際線)

国内線より国際線のほうが大きいと思い、とりあえず移動。
無料のシャワールームを発見し(トイレの横に併設)久々のシャワーで癒され、一晩明かせる場所を探すことに。2階にソファー席がいくつかあったの、でそこで泊まることにしました。
この時点ではまだ18時だったので空港泊する人は見当たりませんでした。夜が更けるにつれ、早朝便に乗るであろう外人さんでソファー席が埋め尽くされていきました。床で寝ている強者もおり、自分はまだまだ弱者だと確信。ソファーはかなり居心地がよくとってもよく眠れました。

ブリスベン空港(国内)

早朝便に乗るため、再び国内線へ移動しました。
ジェットスターに乗って最終到着地へ。

プロサーパイン空港

びっくりするほど小さい空港でした。学校の体育館かと思った。
HelpXのホストが笑顔で出迎えてくれていたので、すごく安心したのを覚えています。

目的地到着

ホストの軽トラでガンガン揺れながら、高い建物が何にもない緑の開かれた草原を猛スピードで通過しました。ついに、ホストお手製のバンブー屋敷に到着です。

振り返ってみて感じること

当時を振り返ると、私ガッツあったなー・・・とちょっと感心しました。
自宅を出発から到着まで3日もかかっていたことに驚きです。今、同じ旅程で行けって言われたら即拒否ですね。
こういう面でも年齢を感じざるを得ません・・・

当時はガラケーで、この移動の時には通信手段を持っていませんでした。
地球の歩き方の地図と、人に聞くことだけが私の情報手段。今では考えられないですね。今だったらスマホでちょちょっと調べてグーグルマップにナビをしてもらっちゃうかもしれないです。
そう考えるとスマホになってから、人に聞くってことほとんどなくなったなって思いました。
私がワーホリをしていた頃は、情報を得るためには人に聞く他に手段がありませんでした。怖くても英語しゃべらないと解決しないから、どんどん飛び込んでいく感じ。そういう現地の人との出会いだったり、関わりだったりが旅の醍醐味だよなー・・・なんてしみじみ感じました。また、コロナが収束したら旅の醍醐味を味わいに行きたいですね。

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