ワーホリ当初、どこでも自由にネットにつなげるようになりたいと思っていました。でも、当時私が持っていた携帯電話はSIMロックがかかっていたのです。今回はこの通信に関するストレスを解消。オーストラリアで、オンラインショピングを利用してスマホを購入したお話です。
- Australiaワーホリ2年間(2013~2015年)
- NZワーホリ1年間(2016~2017年)
- 滞在中はジャパレスでのアルバイトを楽しむ
- ラズベリーピッキングで2ndビザ取得
- 半年ごとに都市と仕事を変えながら移動
当時使用していた携帯電話
オーストラリア入国時には2台の携帯を持っていました。
- メイン…日本のSoftbankのスマケー(SIMロック)
- サブ…フィリピンで購入した2Gの携帯(SIMフリー)
2013年当時の日本ではキャリア(ドコモ、Softbank、au)ではシムロックをかけたものを販売していることが主流。当然、私が持っていたメイン携帯のSoftbankのスマケーもSIMロックがかかっていました。もちろん、オーストラリアのSIMを入れたところで使えません。ライン、Facebook、検索などはwifiが拾えるところでしか使えない状況。
だから、オーストラリアのSIMを購入した当初は、サブ携帯にSIMを入れて利用していました。でも、サブ携帯は、電話とテキスト(SMS)しかできないので不便。
・SIMロック(locked mobile)
携帯、スマホの端末に販売元のキャリアのSIMカードしか利用できないように制限がかかっている事。
SIMロックがかかってる端末に端末購入元以外の会社のSIMカードを入れても利用できません。
・SIMフリー(unlocked mobile)
SIMロックされている端末のように利用制限はなく、購入元関係なく各社のSIMを入れて利用できる。これによりSIMを選ぶことができ、海外で購入したSIMも利用できるようになります。
最初はサブ携帯で事足りていたのですが、友達が増えると連絡することが増えてきますよね?そんなときにデータ通信ができないと困ります。だんだん不便に感じるようになりました。まずは、メインのSIMロックを何とか解除する方法を考えることにしました。
オーストラリアではSIMフリーの事を「unlocked」
SIMロック携帯の事はその逆で「locked」と言います。
“sim free”って伝えると端末の事ではなく、無料のSIMカードが欲しいと勘違いされたことがあるのでお気を付けください。さらにちなみにSIMカード自体は2ドルくらいで購入可能。オーストラリアの場合は、たった2ドルのSIMカードでも購入する際は、パスポートが必要です。(ニュージーランドはパスポート不要で買えます。)
SMAPがCMしていたスマケーを持っていました
2013年当時はスマホ利用者が増えてきていて、私の友達も半分以上の人がスマホを利用していました。それでも、まだまだガラケーユーザーも多かった時代だったと記憶しています。
私はスマホを上手に使いきれる自信が全くなかったので、とりあえず日本で最後に機種変更をしたときにショップ店員さんに相談しました。
その時にすすめられて購入したのがこのピンクのスマケー。2つ折りのスマホとして、SMAPがCMしていたやつです!
フィリピンで購入した2Gの携帯電話
ご存じですか?こんなストレートな手のひらサイズのケイタイ電話が存在していたことを。
このケイタイ電話は私が2012年にフィリピンに留学していた時に、フィリピンで購入したものです。なぜ買ったかって?SIMロックがかってない携帯電話が欲しかったから。オーストラリアで使用することを見越して、物価の安いフィリピンで購入。
この、心もとない携帯電話をワーホリ初めて2,3か月くらいまで使用していました。SIMシムカードはwoolworth optusのプリペイドSIMを使っていました。
SoftbankのSIMロック解除を試みる
今持っているSoftbankのスマケーがSIMフリーだったら最高だと思っていたので、メインのSoftbank形態をSIMフリー化するために奮闘します。
日本からワーホリで来ていた若い人たちは当時はiPhoneを持っていたことが多かったです。みんなSIMロックがかかっていてそのままでは利用できず。だから私のようにWi-Fi下で利用するか、Wi-Fiルーターやテザリング機能を利用して利用することがほとんど。まれに、事前にSIMフリーの端末を持ってきていた情報通も!SIMロック解除してもらうためだけに、ドコモで契約したって人もいました。(当時はドコモだけがSIMロック解除してくれていました)
オーストラリアではSIMフリーのスマホもキャリアでフツーに購入することができます。
一方で旅行者の為か、街中にはSIMロックを解除してくれるお店がいくつかありました。
このSIMロックを解除してくれるお店に挑戦しようとしました。でも、怪しいい店構えだったので断念しました。メインのSoftbankのスマケーにもしものことがあったら困るので。
まずは街中でスマホ端末だけ購入を考える
SIMフリー化を諦めて、悩んだ結果、手っ取り早いのはスマホを手に入れること。
スマホさえ手に入れればフリーWi-Fiがない場所でもテザリングができるようになるし、幅が広がると考えました。(なぜか、当時の私には、スマホをメイン使いするつもりなかったんです。)
ブリスベンのシティーには携帯のキャリアショップがいくつかあります。シティーではなくても、ショッピングモールにはたいていどれかの携帯ショップが入っています。携帯ショップ以外でもスマホを販売している場所もチラホラ。
当時の日本はスーパーとかでは手に入らなかったんじゃないかな・・・覚えてないけど
携帯通信会社と契約しなくても、スマホ本体は単体で購入することも可能。好きな端末を購入して、好きなキャリアと契約をしたりプリペイドSIMを利用したり、とアレンジが可能なんです。
しかも通信料が安い!月30ドル(約2500円)くらいで電話&テキスト(SMS)無制限が一般的。もちろんこの料金には通信料も含まれています。私は5G分含まれていました。(2013年)
色々見てみたのですが高いし、どれがいいのかよくわからないのでネットで買うことにしました。
オンラインショッピングでスマホを購入
高機能なものは求めていなかったです。安くていいのです。だってスマホとしてというよりはWi-Fiルーターとして使用するつもりだったので。シェアメイトが教えてくれたサイトebayで購入することにしました。
そこで60ドル(約5000円)くらいだったかな?それくらいのスマホを見つけて購入してみることにしました。スペックは全然よくないのは承知の上で。そもそも利用していたのが、2Gだったので、3Gにつながるだけでも満足でした。
ebay
アメリカなど、世界中で利用されているオンラインショッピングのサイト。個人で出品して商品を売ることもできます。Amazonのような感じ。サイトはもちろん英語ですが、家でじっくり読めるので納得して購入できます。
日本版ebayはQoo10ですね。Qoo10はクーポンがたくさんある上、毎日ログインルーレットでポイントもすぐたまります。そのおかげですぐに2~300円の割引にかなるので、お得に買い物できます。
スマホ取得で世界が変わる
購入してしばらくはちゃんと届くのか不安でした。
問題なく届きました。すぐにサブ携帯から新しいスマホにSIMを入れ替えて利用を開始しました。液晶はいったい何年前のものなん?っていうくらい暗くて、通信スピードも激遅。でも当時はそこに不満を感じませんでした。なぜなら使用していたのが、2Gの電話とテキストしかできない携帯だったから。とにかく快適でした。今まで外では調べものとか全くできなかったことが、このスマホのおかげでデータ通信ができるようになり、かなり便利になりました。事前に調べてから外出するという手間がなくなってうれしかったです。このスマホのおかげでマップや、バスの順路などが調べられるようになり、行動範囲が広がりました。
地味にうれしかったこと
このスマホはオーストラリア仕様だったので、充電器のプラグもオーストラリア使用です。つまり、日本のプラグからオーストラリアのものにプラグ変換するソケットを使用しなくても良いのです。小さなことですが、付け替える手間が省けて結構うれしかったです。
オーストラリアでもオンラインショッピングは便利
せっかく海外に住んでいるなら、実際の店舗も色々と行ってみたいですよね。店頭だと実際の端末を触って動きを確認する事もできるし、画面の美しさも自分の目で確かめることができるからいいですよね。でもオンラインショッピングも試してみてほしいです。家でポチっと手軽に買えるのはもちろんのこと、豊富な品数が魅力的。
実際スマホを探していた時も、最新の機種から、店頭ではもう扱っていない古い機種までたくさんの種類のスマホを見つけることができました。その豊富な商品の中から、自分の想定している価格帯のものを選べるわけです。限られた店頭での商品よりは選択肢が広がりますよね。しかも掲載はもちろん英語表記だし、出品者とのやり取りも英語になるので、勉強になりました。
送料無料=shipping free
サイトを見ているだけで勉強になって楽しいです。
みなさん周知のとおり、スマホだけではなくいろんなものが売っています。もし店頭で思うものが見つからなかった場合はオンラインショッピングも視野に入れてみて下さい。
いろいろ掘り出し物があると思いますよ~